外務大臣の河野太郎ってのが、昨年末の記者会見でロシアとの交渉の内容を質問されたが、どの質問もシレッと無視して、「次の質問どうぞ」と繰り返した。
国民を代表して質問しているのに無礼だろうという指摘に対して、渋々ながら「今後は気を付けたい」と謝ったが、同時に「外交はデリケートだから答えられないこともある。ご理解いただいていると思ったが」と言い訳も忘れなかった(目を剥きながら)。
めいっぱい外務大臣としての立場を斟酌すれば、ははあ、こいつ、実は北方領土問題の交渉がうまく運ぶって読みがあるもんだから、事前交渉の大切な時期に記者ごときにこっちの持ち球を見せるようなことができると思ってんのか?ケッ! てなことかもしれん。ようし、年明けに安倍と一緒にクレムリンに乗り込むらしいから、ここはひとつ、お手並み拝見といくか……。
さ・て・と、
「戦後70年に渡ってわ~くにが積み残した外交の最重要課題を、安倍政権においてかいけちゅしゅゆ!」と総理がイキみ返り、「いいから細かいことはオレに任せろや」と河野が目を剥いた結果が……。
「今後とも日露関係の発展に努力する」
……はっはっは。
総理、財務だけかと思ったら、外務まで3代目じゃ、家も潰れるわけだわな。