編集委員のごあいさつ 「一語一笑」



 浦和から所沢まで日本で一番長いケヤキ並木。秋は枯葉、冬枯れ、新緑、夏の木漏れ日と一年中楽しめる。心配になるほどバッサリと短く剪定されても毎年春にはちゃんと芽が出てくるのには感心する。(ま)

 

 人類は地球の支配者として自然を搾取し続けてきた。その結果してCO2増加。このままでは、あと数十年で人類は地球に住めなくなる。今回のコロナ来襲は、自然界からの「今なら間に合う。生活様式を変えよ」という導きなのではないか。(M)

 

 〈問題〉社会的距離、三密回避、テレワーク、外出自粛等が要請される中、次の2つの命題をあらためて吟味し、それぞれの真偽を答えよ。またその理由も述べよ。①「人は社会的動物である」②「人は会社的動物である」。(B)

 

 自宅待機、見えないウイルスで自粛生活、閉塞感が半端ない。原発事故後の福島では見えない放射能で避難生活、命も家もコミュニティーも奪われて今の私たち以上だったと思う。9年も経った今も続いている。(こ)

 

 微生物による感染症の多くは過去5,000年のうちに出現、市、学校、 スラムなど人が集まる所が感染症との接触の場になり広がった(反穀物 の人類史)。でも「3密と不要不急の外出回避」「人と会うのを80% 減らす」ことで新コロナウイルス感染者を減らせるものでもないらしい。(か)

 

 うがい、手洗い、晴れの日散歩の毎日。移動が歩ける範囲になり2か月、公園や遊歩道は人が多い。コロナ自粛騒ぎをよそに、街中でも新緑が燃える。せめてじっくりと楽しみたい。(も)

 

 今はウォーキング。桜のあとは藤にツツジにハナミズキ。モッコウバラに見とれていると、生け垣の間からはジャスミンの甘い香り。歩きながら季節の移り変わりを楽しんでいる。(百)

 

 古本屋が趣味と判断され自粛対象に。パチンコ屋と同じに。古本屋は古物商、パチンコ屋は風営業。どちらも警察の管轄だ。基準はそれか。自粛に従わないと、江戸時代なら、手鎖り100日か百叩き。(O)

 

 行列ができる店、予約が取れない店、老舗であろうと新型コロナであっという間に閉店に追い込まれる。人件費や家賃は動いているからこそ賄える。自転車操業と言えるかもしれないですね。 (京)