碇山吾郎 選&作「 クスリを笑々…」
読売新聞が大阪市と包括協定を結んだ。メディアの批判精神のさらなる衰退を憂う声は多い。その一つ、斎藤美奈子さん会心の作。
もう身売り新聞
PARCO出版の2022版「御教訓カレンダー」を購入した。1,420円だった。5万人を超える一般応募から選ばれた120点、珠玉の傑作標語が満載されている。ほんの少しだけ紹介すると…
子分奮闘
その意見はまったくオフィシャル通りです
複数、盆に帰れず
地獄の沙汰も紙芝居
悪魔でもイメージです
標語の裏面からあぶりだされるコロナ禍、政界、国会答弁、大震災、原発事故…。人災への風刺とパロディ精神健在、汚濁と反知性にまみれた権力に対する清廉かつ鋭い国民精神に、改めて脱帽です。
では、最後に拙作を一つ。
若年加勢を待つ (グレタ トゥ―ンべリ)