川井太郎の麻雀日誌
かわい・たろう （元麻雀宇宙王・川井吉太郎氏の門下生）
九連宝燈見ず？
先日の実戦から。打ち手はＴ氏。上図は11巡目にメンチン・カン2ピン聴牌になっている。そこへ7ピンをツモって来た（下図）。Ｔ氏は躊躇なく1ピン打で「2・5・7・8ピン」の4面チャンに構えた。河に打ち出されているピンズは1ピン1枚、2ピン2枚、3ピン3枚。Ｔ氏の選択は最も待ち牌の多い聴牌であり、その点では文句のつけようはないのだが…
すでに、読者お気づきのように、ここで「8ピン打」なら「1・2・4ピン」の聴牌。もし1ピンなら夢の九連宝燈！だ。たしかに、1ピンは1枚しかない。4面チャンの9枚には遠く及ばない。しかし、残り1枚とはいえ2・3ピンの切れ具合からみても、夢の役満チャンスはあったと思うのだが…。
どちらを選ぶかは打ち手の権限だが、気になったのはＴ氏が「九連宝燈」を見ていたかどうかということ。局後に確かめると、「いやいや、そんなもん、私には無理ですわ」。あの時点で気づいていたかどうかの肝心な点についてはすれ違いのままだった。
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（囲碁） 九段 石榑 郁郎
黒先 （ヒント）
スミの一子を活用して無条件で仕留めます。
8分で2、3段以上
（詰将棋） 九段 西村一義
中級クラス
（ヒント）
飛車と桂の活用で…。（10分で2段）
持駒 金桂
