川井太郎の麻雀日誌  

      かわい・たろう(元麻雀宇宙王・川井吉太郎氏門下)


 いま白を暗刻にしたところ。東風4巡目の西家である。必要牌は十分に残っている(ドラはなし)。さて、何を切るか迷いそうなところだ。イーシャンテンに取る手段はもちろんあるが、どのターツを切っても、裏目が怖い。というわけで、この打ち手は迷わず、いまツモって来たばかりの白を何気なうフリでそっと打ち出した。イーシャンテンからリャンシャンテンへの一歩後退ではあるが、三色目を残しながらどのターツからの順子完成の可能性をもすべて生かそうという、ある意味欲張りな手でもあった。しかも、安全牌をたくさん持っているという安心の進行となる。当然と言えば当然の一手かももしれないが、まさに急がば廻れ、の好手である。ただし、河に白を3枚も打ち出すわけだから、相手からは当然「好形メンタンピン」と警戒される。そこが要注意であるから、白の打牌順などに十分な工夫が必要なとこころだ。 


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 (囲碁)  九段 石榑 郁郎

 

   黒先 (ヒント)

黒1、3が好手段で無条件生きとなります。

 10分で3段

  

 


 

 

 (詰将棋)  九段 西村一義

 

 中級クラス 

(ヒント)

 

3手目に好手があります。(10分で初段)

    

  持駒 香